Lesson 793
「省」って英語で何て言いますか?日本の省庁の名前はメジャーなものだけでも英語で言えるようにしておきましょう。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
A Japanese woman Yoko and her American friend Ken are talking.
Yoko: Did I tell you about my uncle?
Ken: Um, is he the one who works for the Finance Ministry?
Yoko: No, he works for the Education, Culture, Sports, Science and Technology Ministry.
Ken: Wow, that’s awfully long.
Yoko: I know. So in Japanese, we usually call it simply Monkasho.
Ken: That’s a lot easier.
Yoko: It used to be simply called the Education Ministry, but about 10 years ago, the former ministry and the former Science and Technology Agency merged and were given this long name.
Ken: I see.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Um, is he the one who works for the Finance Ministry?
(えっと、それって財務省に勤めているおじさんのこと?)
the Finance Ministryは「財務省」のこと。the Ministry of Financeとも言います。日本の「○○省」という名称は、どれもthe Ministry of …という具合にMinistryを前に持ってくる言い方と、the … Ministry という風に、ofを使わず、Ministryをうしろに持ってくる言い方と二通りあります。注意すべきは、いずれの言い方をしてもtheが必ずつく、ということです。
the former ministry and the former Science and Technology Agency merged
(かつての「文部省」と「科学技術庁」が合併して)
formerは「かつての」ということで、the former ministryはここではthe Education Ministry(文部省)のことを指しています。文部省は現在はもう存在しないので、formerという言葉が使われています。mergeは「合併する」。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
日本人女性のヨーコとアメリカ人の友人のケンが話している。
Y: 叔父の話、私したかしら?
K: えっと、それって財務省に勤めているおじさんのこと?
Y: ううん、叔父は文部科学省に勤めているの。
K: わぁ、ずいぶんと長い名前だな。
Y: そうなのよ、だからね、日本語ではシンプルに「文科省」って普通言うのよ。
K: その方がずっと言いやすいな。
Y: 昔は単に「文部省」だったの、ところが10年ぐらい前に、かつての「文部省」と「科学技術庁」が合併して、こんな長い名前になっちゃったのよ。
K: なるほど。
英語では何と言うでしょう?
順調です。