Lesson 688
もちろん「妊娠したポーズ」ではありません。英語を話したい,と学んでいる日本人なら一度は経験したことあるはず…というアレです。答えはコチラ。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Ken and his colleague Claire are talking at the office.
Ken: So how was the interview with the famous professor?
Claire: Oh, terrible!
Ken: That’s unusual…you always look as merry as ever after any interview.
Claire: Usually I am. But today, it was just a fiasco. Every time I asked him a question, there was a pregnant pause…before he said anything.
Ken: Pregnant pause…hmm…the professor probably doesn’t like people…or women…or strangers.
Claire: Ken, are you trying to cheer me up or defend him?
Ken: Neither. All I want to know is what kind of person he is…what has made him that famous.
Claire: Ken, let me tell you one thing. More often than not, personality doesn’t make the person famous.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
But today, it was just a fiasco.
(でも今日は、とにかく大失敗。)
fiascoは「ひどい失敗」のこと。
There was a pregnant pause…
(いや〜な沈黙があるのよ…)
pregnant pauseとは「いや〜な沈黙,緊張感の漂う間」のことです。pregnant はもともと「(赤ちゃんで)重たくなって」という意味ですから,何かがぎっしり入って「重たく」なっている、という意味がpregnant pauseのpregnantにはあるのです。pregnant silenceと言っても同じことです。
More often than not, personality doesn't make the person famous.
(人格故に人が有名になるってことはあまりないのよ。)
more often than notは「非常にしばしば」という意味。口にしてみるとおわかりかと思いますが,けっこう言いづらいフレーズです。でもネイティブは日常会話でこのフレーズをけっこう使うんですよね。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
ケンと同僚のクレアはオフィスで話をしている。
K: それで、有名教授のインタビューはどうだった?
C: ああ、ひどかったわ!
K: そりゃめずらしいね…クレアはいつも、どんなインタビューでもやってきた後はめちゃくちゃ楽しそうなのに。
C: 普段はそうよ。でも今日は、とにかく大失敗。質問をするでしょ、そうすると必ずいや〜な沈黙があるのよ…それから彼が話しだすわけ。
K: いや〜な沈黙ね…ふーん…その教授はもしかして人嫌いなのかな…それとも女嫌いとか…それとも人見知りとか。
C: ケン,あなた、私を励まそうとしてるの,それとも彼の肩をもとうとしてるの?
K: どっちでもないよ。僕が知りたいのは,彼がどんな人間なのかってこと…何が彼をあそこまで有名にしたのかってことだよ。
C: ケン,ひとつ教えてあげるわ。人格故に人が有名になるってことはあまりないのよ。
英語では何と言うでしょう?
ええ,おかげさまで。