Scene 172
などと言っていたのはバブル時代だけ…だそうですが、英語ではどう言ったらいいんでしょう?
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire is talking with Japanese woman Yoko.
Claire: Yoko, can I ask you something?
Yoko: Sure.
Claire: I read a story about how much money a Japanese man spends on an engagement ring. It said, “A Japanese man is expected to buy an engagement ring worth three times as much as his salary.”
Yoko: Ah.
Claire: Is that true?
Yoko: Apparently, it used to be. During the bubble economy, I mean.
Claire: Really? I wish my husband were Japanese.
Yoko: Don’t worry. None of my friends were given such expensive rings.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
"A Japanese man is expected to buy an engagement ring worth three times as much as his salary."
(日本人の男性は、給料の3倍にあたる値段の婚約指輪を買うものと思われている。)
訳の通り、です。worthは「〜の価値、値打ちがある」という意味で、例えば a ring worth 100,000 yenのように、物+worth+その値段、という順序で使います。今回はworthの後に具体的な値段が来ず、かわりにthree times as much as his salary(給料の3倍にあたる額)という表現が来ているので、少々込み入ってます。
Apparently, it used to be. During the bubble economy, I mean.
(どうやらね、かつてはそうだったみたいよ。バブル時代ってことだけど。)
apparentlyは「どうやら、一見したところ」。確信はないけれど、おそらくそうだろう、というものに関して使います。「バブル時代」はthe bubble economyあるいはthe bubble periodと言います。I meanはこの場合、it used to be(かつてはそうだった)と言ったことを、より具体的に説明するために使われています。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアは日本人女性のヨーコと話をしている。
C: ヨーコ、ちょっと聞いてもいい?
Y: もちろん。
C: 日本人の男性が婚約指輪にどれくらいお金を費やすかって言う記事を読んだのよ。「日本人の男性は、給料の3倍にあたる値段の婚約指輪を買うものと思われている」ってあったんだけど。
Y: ああ。
C: それって本当なの?
Y: どうやらね、かつてはそうだったみたいよ。バブル時代ってことだけど。
C: 本当に?私の主人も日本人だったらよかったのに。
Y: 大丈夫よ。私の友だちはみんな、そんな高価な指輪もらってないから。
英語では何と言うでしょう?
ええ,おかげさまで。