Scene 102
女性の大好きな打ち明け話。ボキャブラリーさえ押さえれば、打ち明け話ってけっこう英語でも簡単にできるもの。そんな時に「本当のこと言うとね…」とさらっとかっこよく言う日のための、レッスンです!
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Maria and her friend Sharon are talking about Maria’s boyfriend, Ken.
Maria: Guess what. Ken has been headhunted.
Sharon: Wow…is that good news or bad news?
Maria: Good, I presume. The other day, he had a phone call from this woman, who said a certain company is interested in him…he said it was almost like a cold call because he didn’t know her, and he has never registered with any kind of headhunting agents. The funniest thing of all is, this woman knew who he was and what he does, but that was the end of it. When they met, he said he had to present his resume and explain his background in detail to her.
Sharon: Hmm…that sounds bizarre. Are you sure it’s not some kind of hoax?
Maria: I don’t think so.
Sharon: Then why are you looking so unhappy?
Maria: Truth time? I’m jealous. I’m a lot more serious about my work than he is about his. And honestly, Sharon, I don’t think that’s fair. At the same time, I hate myself for not being happy for my boyfriend.
Sharon: Oh, you shouldn’t feel that way. We, women, love to compete.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Is that good news or bad news?
(それっていいニュースなの、それとも悪いニュースなの?)
good/bad newsという表現をネイティブはよく口にします。いちばんよく使われるのはThe good news is…(よかったのは…)というフレーズかもしれません。
Ex) The good news is that at least she's doing well.
(よかったのは、彼女は少なくとも元気でいるということだわ。)
It was almost like a cold call.
(ほとんど勧誘電話みたいなかんじだった。)
cold callとは、いきなりかけてくる勧誘電話や売り込み電話のこと。
That was the end of it.
(それ以上は知らなかったのよ。)
直訳すると「それでおしまいだった、それから先がなかった」。今回の文脈にあてはめると上記のような訳になります。この1文でひとつの慣用句のようなものなので、どのような場合にもitを使います。
Ex) And he e-mailed me last month, and that was the end of it.
(それから、彼から先月メールが来て、それでおしまい〔それ以上連絡がなかった〕。)
Are you sure it's not some kind of hoax?
(何かだまされてるわけじゃないの、大丈夫?)
hoaxは「かつぎ話」のこと。
Truth time?
(本当のこと言おうか?)
直訳は「真実を言う時間かしら?」。「実はね…」と打ち明けるには色々言い方がありますが、今回の言い方はかなりくだけた言い方です。ここまでくだけないのであれば、To be honestやCan I be honest with you?がおすすめ。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
マリアと友人のシャロンはマリアの彼氏ケンについて話している。
M: 聞いてよ。ケンがヘッドハントされたの。
S: すごいじゃない…それっていいニュースなの、それとも悪いニュースなの?
M: いいんじゃないのかしら。この間女性から電話がかかってきて、とある会社が彼に興味を示してますよって言うんだって…彼曰く、ほとんど勧誘電話みたいなかんじだったって、だって彼はその人のこと知らなかったし、ヘッドハントのエージェントに登録したこともなかったんだから。いちばん不思議なのはね、この女性が彼が誰で何をしている人かっていうことはわかってたんだけど、それ以上は知らなかったのよ。実際に会った時に、彼の方から履歴書を提出してバックグラウンドを細かく彼女に説明してあげなくちゃいけなかったんだって。
S: ふむ…それは不可解な話ね。何かだまされてるわけじゃないの、大丈夫?
M: 大丈夫だと思うけどな。
S: じゃあ、どうしてそんなに不服そうな顔してるの?
M: 本当のこと言おうか?私、うらやましいのよ。私の方が彼よりも自分の仕事にはずっと真剣なのに。本当にね、シャロン、これって不公平だと思うの。って言いながらも、自分の彼氏のために喜べない自分もイヤだし。
S: あら、そんな風に思っちゃダメよ。私たち女性は競うのが好きなんだから。
英語では何と言うでしょう?
何か特に召し上がりたいものはありますか。