Scene 128
外国人によく道をきかれる…という日本女性はけっこういるみたいですね。尋ねられても本当にそれがどこかわからない場合、I don't knowではなくもっとカッコよく答えてみませんか。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sharon is walking on the street, where a man and a little girl approach.
Man: Excuse me…do you know where the Arts and Crafts Center is?
Sharon: Sorry, could you say that again, please?
Man: The Arts and Crafts Center.
Sharon: Um…arts and crafts…doesn’t ring a bell…
Man: We have the address here.
Sharon: Let’s see…2-5 Crescent Place…umm…addresses around here don’t explain anything, you see…is it a place for kids?
Girl: Yes!
Sharon: I’m sorry, I can’t be of any help. Erm, there’s a police box at the corner over there, so you can ask them.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Sorry, could you say that again, please?
(すみません、もう一度言っていただけます?)
Pardon?やSorry?でもいいのですが、聞き返す時にこう言うとぐっとていねいになります。
Um…arts and crafts…doesn't ring a bell…
(えー…アーツ・アンド・クラフツ…聞いたことないですね…)
ring a bellは「ピンとくる、心当たりがある、聞いたことがある」。以下のような使い方もできます。
Ex) Does it ring a bell?
(思い当たるふしはありませんか?聞いたことない?)
What you said certainly rings a bell, but I don't remember what exactly it was.
(おっしゃった内容は確かに聞いたことがあるのですが、それが具体的に何だったのか覚えていないんです)
Addresses around here don't explain anything, you see…
(この辺りの住所は読んでもどこだかわからないんですよね…)
かなり意訳しています。直訳は「この辺りの住所は何も説明してくれないんですよね」。日本の住所はひと目見ただけではどこのことを指しているのかまるでわからないものが多いので、外国人に住所をみせられて「ここ、どこですか?」と聞かれたらこう答えてみて下さい。
I'm sorry, I can't be of any help.
(ごめんなさい、お役に立てません。)
道を尋ねられたけれどお役に立てなかった…という時などに使う定番フレーズです。逆にこう言われたら普通、Thank you anyway.と返します。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
シャロンが街を歩いていると、男性と小さな女の子が近づいてくる。
M: すみません…アーツ・アンド・クラフツ・センターはどちらかご存知ですか?
S: すみません、もう一度言っていただけます?
M: アーツ・アンド・クラフツ・センターです。
S: えー…アーツ・アンド・クラフツ…聞いたことないですね…
M: 住所は持ってるんですが。
S: 見せてもらえます…クレッセント・プレイス2-5ですか…うーん…この辺りの住所は読んでもどこだかわからないんですよね…それって子どものための施設ですか?
G: そう!
S: ごめんなさい、お役に立てません。あ、あそこに交番がありますから、そこで聞いてみるといいですよ。
英語では何と言うでしょう?
いいお天気ですね。