Lesson 731
一説によると、世界的に見ても日本人には肩凝りが多いのだとか…その一因はどうやら、英語と日本語の表現の違いにもあるようです。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Dave and his wife, Claire, are in the living room.
Dave: Ouch!
Claire: Honey, what’s wrong?
Dave: My neck…it’s getting stiff again, and it really hurts.
Claire: Oh, not again. Shall I give you a quick massage?
Dave: Yeah…please…
Claire: (Touching his shoulders) Oh my goodness, your shoulders are really stiff, too.
Dave: Oh, Claire! Don’t do it so hard!
Claire: But someone has to do something about this!
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
My neck…it's getting stiff again, and it really hurts.
(首だよ…また凝っちゃってさ、すごく痛いんだ。)
肩の辺りが痛くなると、日本人はもっぱら「肩凝り」という言葉を使いますが、英米人はデイブのようにneck(首)やback(背中[肩も背中の一部に考えられることもあります]が痛い、ということが少なくないようです。もちろん、shoulders(肩)やshoulder blades(肩甲骨)に言及することもあります。「凝っている」はbe stiff、「痛い」は … hurt(s)がいちばんポピュラーです。I have a pain in my back.(背中に痛みがある)という言い方もできます。stiffは「固い」という意味。
Shall I give you a quick massage?
(ちょっとマッサージしてあげましょうか。)
日本人におなじみの「マッサージ」。マッサージという行為は1回、2回、という具合に数えられます。「マッサージをしてもらう」(have a massage)「マッサージをしてあげる」(give 人 a massage)などという場合は必ずaがつきます。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
デイブは妻のクレアと一緒にリビングにいる。
D: 痛!
C: あなた、どうしたの?
D: 首だよ…また凝っちゃってさ、すごく痛いんだ。
C: あら、またなの、困ったわね。ちょっとマッサージしてあげましょうか。
D: うん…そうしてくれる…
C: (デイブの肩をさわって)あらやだ、あなたの肩もすごく固いわよ。
D: おい、クレア!そんなに強くやらないでくれよ!
C: でもどうにかしなくちゃいけないでしょ!
英語では何と言うでしょう?
ええ,そうですが…